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  2008年度 日本青年会議所医療部会 「所  信」
 
友と共に!

“志”を共有する同志とともに、
まず一歩を踏み出そう!すべてはそこから始まる。

はじめに

歴史の中に未来の秘密がある

〜岡倉 天心〜

時代が変われば当然組織というものも変えねばならない。
しかし変え過ぎてはいけない。

〜松下 幸之助〜

  部会長 静岡佳克
第45代部会長 田中勝寛

 

1964年、医療部会は諸先輩方の熱き志ならびに関係諸兄のご支援ご協力により、創立し、英知と勇気と情熱をもって日本の医療の正しい発展の一翼を担うよう諸先輩方のご活躍をはじめ、様々な人たちのご指導ご協力によって44年という歴史が刻まれてまいりました。我々現役メンバーは、先輩方が築き上げられた輝かしい歴史と伝統を誇りにすると同時に心から感謝し、未来を見据えた新しい可能性を創出し、医療部会を今後さらに社会的存在価値の高い組織へと進化させ、未来の『明るい豊かなまち』を創造していかねばなりません。

また、昨今の公益法人改革に伴い青年会議所活動の中において、業種別部会の存在が危惧される部分というのがありますが、医療部会は、諸先輩方による質の高い活動により、日本の医療分野の発展の一翼を担っているという自負のもと、青年会議所 業種別部会の中においても伝統ある部会となっています。これからも、青年医療人として国民の健康を守る為に、さまざまな提言をしていける様に、十分な公益性を持ち続けながら、活動に邁進していかねばなりません。

時代は日々進んでいます。同時に様々な変化が起こります。しかしながら、『人間』はそう簡単には変わりません。時代を担う我々青年にとって大切なことはなんだろうかと自分自身に問いながら、皆さん一人ひとりが、大切な何かを心に秘め、考え、熱い想いを持って、行動しましょう。

 

効果的な組織運営と出会い

 

世の中には三種類の友がある。

諸君を愛する友、諸君を忘れる友、諸君を憎む友が、これである。

〜シャンフォール〜

何事に対しても興味をもつことが、アイデアを生む第一歩なんだ。

〜本田 宗一郎〜

部会は、一年間を通じて様々な活動を行なっておりますが、そのなかに、例会があります。近年は、現役会員の人数の減少もあり、参加者の減少が見られます。医療部会の例会は、LOMの例会と違いメンバーが全国から参加します。これまで受け継がれた会議の手法や組織運営のノウハウを継承しつつも手法、設営などに今一つ踏み込んだ検討、進化が必要と考えます。会員に参加していただく事は、勿論、公益性を踏まえた例会にしていかねばなりません。ただ会員の皆様には、参加することにより、多くの『出会い』を得ていただきたいと考えます。『出会い』を通じて、青年医療人として、自分の中における新たな発見や、勇気づけなど多くの経験をしていただきたく思います。また、参加していただく方には、医療部会に入会したいと思わせるものにしていかねばなりません。只、自分が一人色々な理想を掲げていても、部会員の皆さんの協力がなければ、その効果はでてきません。各地の青年会議所においては、常日頃から顔を会わせる機会がありますが、その機会が少ない部会において皆さんの協力を得るためには、常日頃の情報発信、情報伝達をよりスピーディーに行なうような組織作りをしていきます。その事によって例会やその他の事業への多くの参加を募り、特別会員の先輩方を含めたメンバー同士の活発な交流の場を作り上げ、お互いの友情を育んで欲しいと考えます。

 

公益法人としての検証と新たなる飛躍へ

 

未来の未来は現在にある

〜マーシャル・マクルーハン〜

変化を起こしていく責任は、我々が背負わなければならない

〜アルビン・トフラー〜

2008年から本格的に移行する公益法人制度の改革に伴い、改めて青年会議所の組織や事業のあり方、新たな社団法人としての方向性が問われる時代が来ました。今後、新しい公益法人制度では、公益社団法人もしくは一般社団法人という二つの選択肢が設けられます。日本青年会議所は、公益社団法人という選択になりますので、業種別部会としては、追従していく方向性だと考えます。我々医療部会は、これまでにおいても、公益性の高い事業を展開してきたと考えます。今後も更に、公益性を持った団体、組織としてしっかりと活動・運動をしていきますし、その為にも現在行なってきた活動を十分に議論・検証していかねばなりません。

 また、同時に今年は創立45周年であります。大きな節目となる50周年へ向け、歴代部会長を始めとする諸先輩方を交え、40周年提言の進捗状況や成果・反省点の検証を行い、事業の見直しや新たな事業展開など今後のビジョンを再確認する必要があります。これからの時代に必要なのは何か、どのようにして社会に貢献していくかを考え、我々が理想とする医療部会の新たなる組織確立へ向け取り組んでまいります。

 

海外ミッション

 

自分中心に全体を見ないで、全体の中から自分を見てみようよ。

違う風景が見えてくるから。

〜大越 俊夫〜

『For』ではなくて『With』、『With』よりも『In』。

〜大越 俊夫〜

医療部会は、十数年に渡り主にアジア圏を中心にネパール、韓国、ベトナム、ウラジオストック、ギニアなどで国際的な医療貢献ミッションを行なってまいりました。現在では過去4回のカンボジアミッションです。本年度におきましても、第5回目となるカンボジアミッションを行ないたいと考えております。継続は力なりと云いますが、継続の中にも新たな発見があったりするのではないでしょうか。5回目となるカンボジアミッションも更なる充実したものとなるようにしたいと思っております。

 ネパールにおきましては、『志』の熱い先輩は、病院を建てられました。現地で汗をかき、その国の実情というのを肌で感じていただき、日本では味あうことがない経験により、自分自身の新たな発見、気付きをしていただき、参加・経験された皆様に日本での活動の幅などを少しでも拡げていただきたく思います。幅を拡げなくても、見直しなどの機会になればと思います。

 また、海外ミッションは、海外という環境のなかにおいて、寝食を共に活動することにより、部会メンバー同士や参加される先輩や、参加していただく方々との親睦・友情を更に深くしていただきたく思います。また、ミッションの成果を多くの方に伝え、医療部会の活動を知っていただきたく思いますし、新入会員の拡大にも繋げていきたく思います。

 

会員拡大

 

友を持とうとするな。友と共にあれ。

〜大越 俊夫〜

他人に対して傍観者の態度をとれる人であるか、それとも常に苦しみ、ともに喜び、ともに罪を受ける人であるかどうかは、決定的な差異である。後者は真に生きている人だ。

〜ホフマンスタール〜

現在の大きな課題として、会員数の減少があります。現在、これ以上の会員数の減少は、継続事業や新たな事業展開は勿論、医療部会活動そのものに支障をきたす恐れもあります。

会員拡大は、ただ単に会員数を拡大するということではなく、日本の為、子供たちの未来の為に、同じ志を持ち、共に活動する同士を一人でも多く発掘したいという想いであり、更なるネットワークの構築と組織強化を図る重要な取り組みであります。

会員拡大の意図を十分に共有し、全メンバーで積極的に取り組む必要があります。また、そのためには医療部会が魅力ある団体であり、メンバー一人ひとりが魅力あるJAYCEEでなくてはなりません。魅力あるところに、人は自然と集まるのではないでしょうか。

青年会議所、医療部会は、学びの場です。様々な事業や研修、海外ミッション、ネットワークを通して人と出会い、互いに切磋琢磨し、リーダーシップを学び、青年医療経済人としての資質向上を与えてくれるのが、青年会議所であり、医療部会であると信じております。そして、その学び得たことを、企業、家庭、地域に活かすことが、明るい豊かな社会の実現へと繋がります。本年度は様々な方々のご協力をいただきながら、出来る限り会員拡大に取り組んでまいりたいと考えます。


終わりに

 

われは今 力と勇気と信念とをもって甦えり、新しい元気をもって、正しい人間としての本領の発揮と、その本分の実践に向かおうとするのである。 われはまた わが日々の仕事に、溢れる熱誠をもって赴く。われはまた 欣びと感謝に満たされて進み行かん。一切の希望 一切の目的は、厳粛に正しいものをもって標準として定めよう。そして、恒に明るく朗らかに統一道を実践し、ひたむきに 人の世のために役立つ自己を完成することに 努力しよう。

〜中村 天風〜

混沌とする現在の世の中に、同じ業界の中において、何名の方が同じ《志》を持っているでしょうか?今、運命にしろ偶然にしろ青年会議所に所属し、医療部会という素晴らしい組織のなかに居ます。同じ時代・同じ時間を共有しています。ひとつの『出会い』として、その『扉』は、開かれています。それを今後のためのチャンスと捉え、その『出会い』をかけがえのないものにしましょう。《志》あるところには必ず〈道〉ができます。友と共にあり、共に夢を語り、共に成長し、絆を深めましょう。

〜田中 勝寛〜

好運に出会わない人間など一人もいない。

それをとらえなかった、というまでだ。

〜D・カーネギー〜

 

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